マイホームの土地が決まらない?後悔しない選び方やコツを伝授!

マイホームの土地がなかなか決まらなくて、焦ったり疲れたりしていませんか？

ネットで探してもピンとこない、家族と意見が合わない、理想と現実のギャップに迷い続ける…。

実はそれ、あなただけじゃないので安心してください！

この記事では、「マイホームの土地が決まらない」ことで悩む方に向けて、よくある原因や対処法、後悔しない選び方を紹介していきます。

また、私が土地を決める際に実際に意識したポイントにも触れていくので、土地選びの参考になると嬉しいです。

マイホーム土地が決まらない原因

マイホームの土地が決まらない原因を5つ紹介します。

①希望条件が多すぎる
②情報に振り回されている
③予算を決めない
④家族で価値観の共有ができていない
⑤HMや不動産会社との相性

それでは、ひとつずつ深掘りしていきますね！

①希望条件が多すぎる

マイホームの土地が決まらない原因1つ目は、希望条件が多すぎることです。

マイホームの土地選びは、「正解がひとつではない」からこそ、条件にとらわれてしまいがち！

【例】

・価格
・立地
・広さ
・周辺の環境
・地盤 など

正直に言えば、上記はどれも妥協したくない条件だと思います。

ただ、リアルな話をすると、すべてを満たす土地なんてほぼ存在しません！

「一生に一度の買い物だから」と、つい理想を追い求めてしまう気持ちはよく分かります。

この状況を冷静に見ると…

選べないのではなく、「選びきれない」状態に陥っている人が多い！

だからこそ、まずは「すべての条件を満たす土地はない」という前提を持つだけで、土地決定に一歩近づきますよ♪

②情報に振り回されている

マイホームの土地が決まらない原因2つ目は、情報に振り回されていることです。

スマホやSNSの普及で、土地に関する情報収集が楽になりましたよね！

実際に、土地探しはまずネットで！という方が多いでしょう。

その分、以下のような状況に陥りやすくなっていませんか？

・どの情報、意見が正しいの？
・うちの家族に必要な情報はどれ？
・どれを参考にしたらいいか分からない

ネットは便利な反面、どれも似たように見えてくるし、「もっといい土地があるかも…」と、永遠に探し続けるループにハマりがちです。

しかも不動産の情報は日々更新されていくので、見てるだけで疲れてしまいます。

家づくりの主体はあなたや家族の方です！

絶対に外せない条件や価値観を忘れないようにしましょう。

あなたの家族に合った“本当に良い土地”に出会うためには、情報を絞る勇気も必要ですよ！

③予算を決めない

マイホームの土地が決まらない原因3つ目は、予算を決めないことです。

家を建てるときにかかる費用▼

土地代・建築費・諸費用

実は、土地探しで「土地にお金をかけすぎて、家に回せなくなった」という失敗パターンがありがちです。

だからこそ、土地だけで判断するのではなく、家の建築費・外構・諸費用などを含めた「トータルコスト」で考えることが大切！

以下のような表で予算管理をすると分かりやすいですよ♪

項目	目安金額
土地代	2,000万円
建物本体	2,000万円
外構工事	200万円
諸費用（登記・税金など）	200万円

土地の金額だけ見ずに「全体のバランス」で見ることが、後悔しないポイントです！

④家族で価値観の共有ができていない

マイホームの土地が決まらない原因4つ目は、家族で価値観の共有ができていないことです。

夫婦で理想のマイホームを考えていても、土地に対する考え方は意外とバラバラ…

【例】

旦那さん⇒職場に近い方がいい

奥さん⇒日用品の買い物がしやすい、子どもの学区にこだわりたい（日常の導線）

それぞれに理由があって、どちらも間違っていないからこそ、妥協点を見つけるのが難しいんですよね。

まずは、家族で条件を紙に書き出して、「最優先すべき条件は何か」を一緒に考えてみてください。

⑤HMや不動産会社との相性

マイホームの土地が決まらない原因5つ目は、HMや不動産会社との相性です。

実は土地選びは、担当者との相性で大きく変わります。

こちらの希望をきちんと聞いてくれて、親身になって提案してくれる人かどうかは重視すべきです。

マイホームの土地が決まらない裏には、信頼関係の築けていない担当者とのミスマッチもあったりします。

だからこそ、「この人に任せたい」と思える土地選びのパートナーに出会うことは重要案件と言えますよ！

HMや不動産会社を選ぶポイント▼

・希望の土地情報を多く所有している
・担当者が土地に関する知識豊富
・しっかりと土地を探してくれるかどうか

わが家は、ヤマト住建で土地から探してもらいましたが、担当営業さんが不動産の知識もしっかりあったので、とても安心して、一緒に探していただくことができました！

また、土地仲介手数料無料キャンペーンをやっている店舗も多く、かなりお得になるので、ぜひお近くに店舗がある方は、足を運んでみてくださいね♪

マイホーム土地が決まらないときの対処法

マイホームの土地が決まらないときの対処法を4つ紹介します。

①期限を決める
②プロに相談
③避けるべき土地を知る
④中古・リノベーションを検討する

上記について1つ1つ解説していきますね！

①期限を決める

マイホームの土地が決まらないときの対処法1つ目は、期限を決めることです。

土地探しの平均的な目安：4～12カ月程度

土地探しでよくあるのが「もうちょっと待てば、もっといい土地が出てくるかも…」という無限ループ。

これは「選択の罠」にハマっている状態です。

また、毎日のように土地を探し続けていると、判断力が鈍ってしまって、何を見てもピンとこなくなります。

どんな土地にもメリット・デメリットがあり、「完璧」を待っていると、結局決まらずに何年も経ってしまうことも。

出会った土地が70点でも、自分たちの暮らしに合っていれば「買い」ですよ！

もし今、土地選びで迷子になっている方は、1～2カ月程休むことでリフレッシュできる可能性があります。

再開したときは、驚くほどスムーズに決まることもあるので、試してみてください。

焦る気持ちは分かりますが、立ち止まる勇気が必要なこともあると覚えておきましょう！

土地選びに時間をかけるデメリット▼

・物価高で建築コスト上昇
・住宅ローンの金利変動
・理想の暮らしができないストレス

②プロに相談

マイホームの土地が決まらないときの対処法2つ目は、プロに相談することです。

悩みすぎて、どうしたらいいか分からない！となったときは…

信頼できるプロ（工務店・建築士など）に相談してみるのがおすすめです！

「あなたに合う土地の条件」や「具体的な選び方」を整理してくれるので、何を重視して選べばよいかハッキリしますよ。

土地に関する法的な問題や価値についても知れる可能性があります！

マイホームの土地選びで迷ったら、ひとりで抱え込まず、プロの力を借りてみてくださいね♪

③避けるべき土地を知る

マイホームの土地が決まらないときの対処法3つ目は、避けるべき土地を知ることです。

費用や手間の面で避けた方がよい土地▼

・地盤がゆるい
・電気、水道、ガスの引き込みがない（整備費用が高額になる可能性あり）
・売主がローン返済を終了していない（※個人売買の際）
・市街化調整区域
・隣接する土地との境界が不明確 など

状況を変えられない土地▼

・浸水区域
・災害リスクが高い
・線路の近く
・工場、ガソリンスタンド跡地（有害物質を扱っていた土地）
・建築基準法で家を建てる際の制限が多い

上記のような土地は安く売られていることがあるので、一般的な土地代と比較してみてください。

洪水・土砂災害などが起こりやすい地域は、ハザードマップポータルサイトで事前に調べられます。

④中古・リノベーションを検討する

マイホームの土地が決まらないときの対処法4つ目は、中古・リノベーションを検討することです。

もし、理想的な土地と周辺環境に更地はないけど中古物件はある場合、それはチャンスです！

・中古物件を取り壊して新築で建てる
・リノベーションする

上記のどちらの方法をとっても理想の土地が手に入りますよ。

住みたいエリアにこだわりがある方には特におすすめです！

【建て替えにかかる工事費用】
・解体工事費用
・新築工事費用
・別途工事費用
・諸費用など

マイホーム後悔しない土地の選び方やコツ

マイホームを建てる際に、後悔しない土地の選び方やコツを4つ紹介します。

①生活の利便性や治安を確認
②通勤通学の負担を意識する
③将来のライフプランも考える
④優先順位を3つに絞る

上記について、詳しく説明していきますね！

①生活の利便性や治安を確認

マイホームの土地を選ぶ際に後悔しないために、生活の利便性や治安はしっかり確認しておきましょう。

自分の目で確認するのが確実です！

ネット検索は確かに便利ですが、それだけでは本当に良い土地には出会えません。

また、ネットの情報には間違いや古いデータも多く、信用しすぎるのも危険です。

ネットで調べて終わるのではなく、「気になるなら見に行く」習慣を持ちましょう！

可能であれば1回以上は見に行くようにしてください。

【チェックポイント】
・時間や曜日を変える
・昼や夜の雰囲気と騒音
・日当たりや雨の水はけ具合

面倒に感じるかもしれませんが、長く住むことを考えると必要な時間の投資だと言えます。

②通勤通学の負担を意識する

マイホームの土地選びで後悔したくない場合は、通勤通学の負担も意識してみてください。

通勤通学が長いメリットデメリット▼

メリット：移動時間を読書や勉強などのスキルアップに使える

デメリット：プライベートの時間が短くなる、移動だけで疲れる

正直、家族全員が最低限の負担で過ごせる土地が必ず見つかるわけではありません。

だからこそ、許容範囲はどこまでなのかを事前に話し合っておくと、土地選びがスムーズに進むでしょう。

③将来のライフプランも考える

マイホームの土地選びで後悔しないために、将来のライフプランもしっかり考えておきましょう。

今は夫婦2人でも…

・子どもが生まれたら、近くに保育園や公園があってほしい

・老後は病院が近いと助かる

・免許を返納した場合、バス停が近くにあると便利

マイホームを建てたときと同じ生活が永遠に続くわけではありません。

上記のように、人の生活や家族の形が変わることを考えておくことで、何年・何十年経っても後悔の少ない選択ができるようになりますよ！

④優先順位を3つに絞る

マイホームの土地を選ぶ際に後悔しないコツは、優先順位を3つに絞ることです。

土地選びの条件は、「駅近」「安い」「静か」「広い」「角地」など、希望を言い出すとキリがありませんよね。

現実では、これらすべてを叶える土地はほとんどありません。

そこでおすすめなのが…

まずは「絶対に譲れない条件」を3つだけに絞ること！

家族で話し合って「何を最優先するのか？」を決めることで、選ぶべき土地がはっきりしてきます。

迷ったときも、その3つを基準にすればブレずに判断できますよ。

まとめ

マイホームの土地が決まらない原因や対処法、後悔しない選び方を紹介しました。

大きな買い物になるからとこだわり、慎重になるのに比例して、理想の生活も遠のいていきます。

また、物価高な世の中だからこそ、先延ばしにした分、費用がかさむ可能性はゼロではありません！

マイホームの土地選びが決まらないと悩んでいる方は、まず家族で優先順位を絞り、土地購入の期限を決めるところから始めてみてください。