全館空調の電気代高すぎる?やめたほうがいい?メリットデメリットも紹介!

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全館空調の電気代高すぎる?やめたほうがいい?メリットデメリットも

これからマイホームを建築する方は、全館空調や床暖房などを導入するかどうか、悩むところではないでしょうか。

特に全館空調は、一年中家全体の温度を均等に保つことができるため、かなり魅力的ですよね!

しかし、全館空調はいらないという意見も多く、我が家も導入するか最初は悩みましたが、結局採用しませんでした。

この記事を読んでいる方は、下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?

全館空調電気代高すぎるやめたほうがいい
全館空調メリットデメリットは?
全館空調おすすめな人は?

全館空調の電気代は高そう…と思われがちですが、必ずしもそうではありません。

では、なぜ我が家では採用しなかったのか?その理由を詳しく紹介します。

また、全館空調をやめる際の注意点やポイントについても、具体的な事例を交えながら紹介します!

この記事を読むことで以下のことがわかります

・全館空調の電気代について
・全館空調をやめたほうがいい理由(我が家の例)
・全館空調のメリットデメリット
・全館空調を採用しない場合のポイント

この記事を書いた人
あおはる

★ヤマト住建公式アンバサダー
★東京都在住の4人家族(夫婦+子ども2人)
★2023年3月契約、2024年2月~居住開始♪
「高気密・高断熱」の省エネ住宅、間取りにこだわった家!
★太陽光4.5kW+蓄電池5.6kW
★各自の部屋がある5LDKの28坪2階建て

家づくりで実際に学んだことや感じたこと、ヤマト住建での家づくりについて知りたかったことを、わかりやすく紹介します♪

目次

全館空調の電気代は高すぎる?

全館空調は年中快適に過ごせるので、非常に魅力的ですが、一番気になるのは電気代ではないでしょうか?

基本的に24時間365日エアコンを稼働させることになるので、電気代はかなり高くなるのでは…と心配になりますよね。

結論から言うと、全館空調にしたからと言って、必ずしも高くなるという訳ではありません!

エアコンの台数や使い方によっては、全館空調の方が安くなることもあります。

ただし、エアコンの方が安かったという方もいますね。

全館空調の電気代の平均は月1万円程度のようですが、調べてみると、人によって金額差が大きいように感じました。

それは、断熱性能が大きく関与しているからだと言えます。

せっかく全館空調を取り入れるなら、効率的に活用したいですよね。

全館空調の採用を考えている方は、電気代を抑えるためにも「高気密・高断熱」の住宅を選ぶことを強くおすすめします!

我が家は全館空調を採用しない代わりに、今後も高騰する電気代を抑えるため、太陽光と蓄電池を導入しました♪(東京都は補助金も多く出たので)

全館空調やめたほうがいい?我が家が採用しなかった理由4選!

憧れの注文住宅でのマイホーム、全館空調を採用するかどうか、迷う方も多いのではないでしょうか。

家のどこにいても快適な温度に保てると聞くと、とても魅力的ですよね!

ただ、我が家は最終的に全館空調は採用しないことにしました。

その理由はなぜか、紹介します!

①初期費用が高い

全館空調の初期費用は、建築するハウスメーカーにもよりますが、一般的に約100~300万円かかると言われています。

一方、各部屋にエアコンを設置する場合は、1台10万円とすると40~50万円で済みます。

ただでさえ建築コストが高いので、そこにプラスして100~300万円となると、結構大きな金額ですよね…

我が家は今の家ですでにエアコンが3台あり、それを持っていけば済む話…全館空調だけに100万円かける!?となりました

※我が家が建てたヤマト住建での全館空調は「YUCACOシステム」で、初期導入費は約100~150万円と聞きました(2023年3月時点)。

②メンテナンスが大変&空調室が必要

最低でも年1回、フィルターの掃除や取り替えなど、空調のメンテナンスが必要となります。

ハウスメーカーによっては通常のエアコンではなく、専用機器となり、点検コストや修理交換費用が高額となることもあるので、注意が必要です。

ヤマト住建の全館空調「YUCACOシステム」では、通常の家庭用ルームエアコン1台で済むので、メンテナンス費用は比較的抑えられる方かと思います。

ただし、エアコンを設置し、各部屋に空気を送るための空調室が1畳ほど必要で、我が家にはそれを捻出する余裕もなく、諦めました(笑)

※他のハウスメーカーでは、空調室がいらない全館空調もあります!

③故障時にすべての部屋で空調が使えなくなる

考えてみると当たり前ですが、基本的に1台で家全体の空調を管理しているため、万が一この1台が故障してしまうと、家すべての空調システムが停止してしまいます。

真夏や真冬など、エアコンがないと厳しい季節に不具合が生じると、かなり痛いですよね…

また、必ずしもすぐに修理できる訳でもないので、全館空調を採用する際には、代わりとなる予備の家電を用意しておくことも重要です。

④常に家にいるわけではない

全館空調は基本的に年中24時間稼働させる必要があります。

一度切ってしまうと、中で結露が生じ、カビ発生や故障などの原因となってしまうからです。

そして、全館空調の最大のメリットは「24時間、家のどこにいても快適に過ごせる」ことです♪

もし、家にいる時間が短い方だと、何百万円という初期投資をしてまで全館空調を採用するのはもったいない気がしませんか?

我が家は共働きで、家にいる時間も少なくもったいない…と思ったのが、全館空調をやめた最大の理由です!

逆に、一日中家にいる方や大事なペットがいる方は、採用する価値はあると思います!

全館空調のメリット・デメリット

上記で紹介した内容と重なる部分もありますが、改めて全館空調のメリット・デメリットについて、簡単にまとめてみました。

まずはメリットについてです。

・一年中、家中の温度を均一に保てる
・室内や室外に露出する冷暖房機器(室外機も)が少なくなる
・空気環境を清浄に保てる

部屋ごとの温度ムラを少なくできるため、冬場のヒートショック(温度差で急激に血圧が上下変動し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす恐れがあること)や、夏場の室内での熱中症を予防することができます。

また、各部屋にエアコンを置く必要がなくなるため、インテリアや家の外観もスッキリ見せることができますよ♪

さらに、全館空調では「第一種換気システム」が装備されていることが多く、給気と排気の両方を機械ファンで強制的に行うため、清浄な空気環境を保てます。

我が家は全館空調は入れず、「第一種換気システム」のみ採用しました♪ 
ヤマト住建では「第一種」が標準仕様

続いて、デメリットについてです。

・初期費用が高額(100~300万円程度)
・メンテナンスが面倒&高額の場合も
・故障すると家中の冷暖房機能が停止する
・乾燥しやすい
・部屋ごとの温度設定ができない

「我が家が全館空調を採用しなかった理由」費用に関しては先程もお伝えしましたが、ランニングコストもよく確認してみてください。

全館空調がそれぞれの生活様式に合うか、その価値があるかどうか、よく考えたい部分になりますね。

また、乾燥しやすかったり、部屋ごとの温度設定ができない部分も、デメリットとしてよく挙げられます。

家族の中で、異常に暑がり寒がりの人がいる場合は、要注意ですね!

全館空調のメリット&デメリットをよく理解して、採用するかどうか、最終的に判断しましょう!

全館空調をやめる際の注意点やおすすめな人は?

全館空調を採用しない場合の重要なポイントがありますので、ぜひチェックしてみてください!

また逆に、全館空調をおすすめしたい人も紹介します。

全館空調なしで快適に過ごすポイント

全館空調は、初期費用やランニングコストも高いので、できれば全館空調なしで快適に過ごせるとベストですよね!

そのために重要なポイントは、下記のとおりです。

高気密・高断熱の家を建てる
②「なんちゃって全館空調」ができるような間取りにする
陽射しを考えて設計する

それぞれについて、解説していきます。

①高気密・高断熱の家を建てる

全館空調を使わずに、そして電気代をできる限り抑えるためには、少数のエアコンでいかにその気温を保てるかが重要となります。

冷暖房で快適な温度にした室内の空気をできるだけ外に逃さないよう、そして外の寒さや熱さの影響を受けにくくしましょう!

いわゆる「高気密・高断熱」が重要キーワードとなってきます。

我が家は家づくりを始める際、この「高気密・高断熱」をベースに、ハウスメーカーを選定しました。

その中で出会ったのが、名前も初めて聞いた「ヤマト住建」でした♪

「高気密・高断熱」を謳うハウスメーカーは多いですが、我が家が最終的にヤマト住建に決めた理由は、下記記事に詳しく紹介しています。

ヤマト住建では、外張り断熱工法×C値が0.5以下の高気密×樹脂サッシが基本で、全棟で気密測定もしており、我が家も一発でC値=0.5以下を達成できました♪

C値とは隙間相当面積を表し、0.5㎠/㎡は家全体での隙間が「ハガキサイズの約半分と言われています!

②「なんちゃって全館空調」ができるような間取りにする

全館空調のように、家全体をエアコン1台でまかなうのは難しいかもしれませんが、間取りを工夫することで、ワンフロアにエアコン1台ずつで済ませられることもあります。

通常、家の中で一番広く、家族が大半を過ごすのはLDKですよね。

このLDKに大きなエアコンを設置し、その暖気や冷気が家全体に行き渡るようにするのです。

「なんちゃって全館空調」を叶えるためには、吹き抜けリビング階段をうまく使いましょう!
我が家もリビング階段のお陰で、冬は家中エアコン1台で過ごせました♪

暖気は上部に上がるので、1階のエアコンをつけておけば、吹き抜けやリビング階段を通じて2階も暖かくなります

吹き抜けであれば、シーリングファンでうまく空気を循環させると、より快適に過ごせるでしょう。

(逆に冷気は下にこもる性質があるので、冬は2階でエアコンをつけた方が良いかもしれませんが…)

ただし、気密断熱性能が低い場合は、逆に冷暖房効率は悪くなるので要注意です!

そのため、吹き抜けを採用しようと考えている方も「高気密・高断熱」はマストですよ!

全館空調を効率良く機能させるためにも「高気密・高断熱」は必須なので、結果的に「高気密・高断熱」は外せません!

③陽射しを考えて設計する

窓から入ってくる太陽の陽射し、実は結構重要です!

冬でもしっかり陽が入ると、かなり暖かいので、暖房を使わずに済むこともあります。

逆に、夏は暑いので、しっかりと陽射しを遮るために軒やひさしを付けたり(夏は太陽の高度が高いので、冬ほど室内に陽は入りません)。

我が家は吹き抜けが採用できなかった分、しっかり南側に大きな窓を取りました!

自然の力を借りて、そもそもエアコンを使わずに済むような工夫をすることも重要ですね♪

全館空調がおすすめな人

これまでは、全館空調をやめることをオススメするような内容で説明してきましたが、逆に全館空調をおすすめしたい人も紹介します!

全館空調がおすすめな人

・室内でペットを飼っている人
・年中家にいる時間が長い人
・寒冷地域に住んでいる人

全館空調は、基本的に24時間稼働となるため、常に家のどこにいても快適に過ごしたい方には、とてもおすすめです!

室内でペットを飼っている方も、一定温度に保てた方が安心ですよね♪

また、冬場の気温差によって起こるヒートショックを防ぐために、特に寒冷地域に住んでいる方や高齢者がいる家庭では、全館空調を採用することをおすすめします。

我が家のように、共働きなら全館空調はいらないと思います!

まとめ

全館空調の電気代やメリット・デメリット、そして全館空調がおすすめな人を紹介しました。

マイホームでは、全館空調を導入しようかどうか、一度は悩む方が多いでしょう。

一年中、家のどこにいても快適に過ごせるので、我が家もかなり惹かれましたが、最終的には採用しないことにしました。

「高気密・高断熱」の家であれば、電気代が大幅に上がることはないと考えられますが(もちろん比較するエアコンの使い方にもよります)、主に初期導入費やメンテナンス費用が高額になりやすいというデメリットがあります。

全館空調は365日24時間、稼働させることになるので、家にいる時間が長い方やペットを飼っている方は、その価値を十分に感じられることでしょう♪

ただし、全館空調なしでも、住宅性能や間取りなどで工夫できることも沢山あるので、ぜひよく検討してみてくださいね!

\契約しなくてもOK!/

ヤマト住建が気になる方、お得に紹介できます♪

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この記事を書いた人

夫、子供2人(3歳、0歳)の4人家族で、東京都に住んでいます。劣悪な住環境の社宅に6年間住み、「高気密・高断熱」の省エネ住宅に住みたい!と思うように。
間取りにもこだわりたく、ヤマト住建で注文住宅を建てることにしました。2023年8月着工、2024年1月末引き渡し予定です。
実際に学んだことや感じたこと、ヤマト住建での家づくりについて詳細をわかりやすく紹介します♪

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