新築で床暖房なしでも後悔ゼロ!いらなかったと言われる理由も紹介

新築で家を建てるときの選択肢に床暖房が思い浮かんでいませんか?
実は最近、床暖房を導入しない人が増えています。
「え、床暖房は足元が暖かいから寒い季節は助かる気がするけど、後悔していないのかな?」と心配になった方がいるかもしれません。
この記事を読んでいる方は、下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?

新築で床暖房入れていらなかったと後悔する理由は?
高気密高断熱の家なら床暖房なしでも後悔ゼロって本当?
メリットはある?
採用して後悔しない人って?
一緒に住む家族や生活スタイルによって床暖房を入れる入れないの選択は変わります。
ただ、現在の家づくりは機能が進んでいるので床暖房なしでも快適に暮らすことができ、後悔していない人が多いです!



実際に私は床暖房がなくても快適に過ごせています♪
この記事では新築で床暖房なしでも後悔ゼロな理由を詳しく紹介していきます。
また、床暖房を入れて後悔しない人はどんな人なのかも調査したので見ていきましょう!
・新築で床暖房入れていらなかったと後悔する理由7選
・高気密高断熱の家なら床暖房なしでも後悔ゼロな理由
・新築で床暖房を入れるメリット4選
・新築で床暖房を採用して後悔しない人


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新築で床暖房入れていらなかったと後悔する理由7選
新築で床暖房を入れたけどいらなかった!と後悔する理由は以下の7点です。
①初期費用が高い
②部屋全体が暖まるまで時間がかかる
③他の暖房設備より光熱費が高い
④メンテナンス費用がかかる
⑤床材が限定される
⑥冬しか使わない
⑦床に食料品を置けない
パッと見ただけでも案外デメリットが多そうと思いませんか?
それぞれを詳しく紹介していきます!
①初期費用が高い
新築で家を建てる予算の割合を考えると、床暖房を導入する費用は決して安くありません。
初期費用の目安▼
電気式⇒ 約5〜7万円/帖
温水式⇒約6~10万円/帖
さらに温水式を設置する場合は、お湯をつくるための熱源機が必要です。
(屋外に設置するタイプと屋内に設置するタイプがあります。)
そうなると、先ほどの費用にプラスして熱源機の設置に約25万〜100万円以上かかります。



けっこうするのね…
予算に余裕があればいいですが、わざわざ床暖房にこの費用を使わなくてもいい気がしますね!
②部屋全体が暖まるまでに時間がかかる
床暖房といえば、部屋全体が暖かいというメリットがありますが、デメリットとして快適になるまでに時間がかかることが挙げられます。
もちろん、部屋の広さにもよりますが、暖まるまでにスイッチを入れてから約1時間ほどかかることが多いです。
実際に床暖房を取り入れている人がしている対策はこちら!
・事前にタイマー設定
・立ち上がり時にエアコンを併用



エアコンの併用が必要になると電気代が気になるわね…
床暖房、エアコンの使い方や外気温との寒暖差によっては、電気代が凄いことになる可能性があるので常に不安になってしまう人もいるでしょう。
せっかく快適に過ごすなら、電気代の心配をしなくていいものが嬉しいですよね!
③他の暖房設備より光熱費が高い
物価高騰が止まらない近年は、光熱費を少しでも抑えようと考えている方が多いでしょう。
床暖房の光熱費ですが、正直他の暖房設備と比べたときに割高になることは否定できません!
10畳の部屋で1日8時間使ったときの1ヵ月の電気代▼
電気式床暖房:約7,800円(設定温度によって電気代に大きな違いが生じます)
温水式床暖房:約4,500円~5,800円
エアコン:約960円~約6,240円



最近のエアコンは省エネ設計だから電気代を抑えられるかも!
月の電気代を見ると、そこまで大きく変わらないと思われるかもしれません。
ただ、エアコンよりも床暖房の方が部屋全体を温めるまで時間がかかります。
その結果、光熱費が大きく変わってしまう可能性が考えられますよ。
④メンテナンス費用がかかる
床暖房には寿命があります。
そのメンテナンス費用が高いのでデメリットと言えるでしょう。
床暖房には電気式と温水式のものがあると説明しましたが、どちらも約30年ほど使えると言われています。
ただ、温水式に必要な熱源機は10~15年ほど経つと不具合が生じやすくなるのです。
もちろん、この熱源機を修理することはできますが・・・
製造から10年経つと部品が揃わないことも多く、設備全体を交換しないといけない場合もあります!
【電気式】
床暖房パネルの交換には、材料費と施工費を合わせて50万円~130万円程度
【温水式】
パネルの交換は、材料費と施工費を合わせて65万円~150万円程度
熱源設備の修理には2万円~5万円程度、交換には10万円~270万円程度
※温水式は不凍液の交換も必要です!
不凍液は、凍結防止剤や防錆材などが入っていて床暖房システムを保護する役割があります。
交換サイクルは通常品で2~3年、ロングライフ品で10年なので熱源機メーカーの指定に従って対応する必要があり、費用は約5万円です。
※もっと高い場合もあります。
【交換しないと起こること】
・取り替えないでいると配管詰まりの原因
・床暖房システムに傷害が出てしまう



床暖房を導入する場合は、将来のメンテナンス費用も頭に入れておかないと大変なことになるわね!
お子さんがいるご家庭は、生活費にプラスして学費や習い事の出費もあるので、大きな痛手になるのではないでしょうか?
修理費の合計が数万円で済むならいいですが、上記で紹介したように決して安くはない金額が必要です。
そのため、床暖房が壊れたらそのまま…という方も多い、と聞いたことがあります。
⑤床材が限定される
新築で家を建てるときに床材をこだわる方は多いと思います。
ただ、床暖房の上に張る床材は床暖房対応のものからしか選べません。
理由▼
床材によっては床暖房の熱で変形・変色などが起こるリスクがあります!
床材は家の雰囲気にも繋がるので、思い描いていた住まいから遠くなってしまう場合もあるということです。
⑥冬しか使わない
床暖房は基本的に冬しか使いません。
導入費用やメンテナンスが割高なことを考えると、元が取れない上に出費だけがかさむことになります。
このような理由で、「床暖房はなしでもよかった」と後悔する人が多いようです。
⑦床に食料品を置けない
床暖房のデメリットとして、床に食料品を置けないことがあります。
食材は冷蔵庫で保管するものが多いですが、常温で保存したい野菜などがありませんか?
ただ、これを床暖房をつけた状態でしてしまうと、野菜の劣化が進んでしまいます。
最悪、腐ってしまうこともあるので注意が必要です。



床面温度は約24~25℃なので、しっかり温まってしまうわね!
野菜が高くなっていることはもちろんですが、農家の方が心を込めて作った食材をダメにしてしまうことは避けたいですよね!
高気密高断熱の家なら床暖房なしでも後悔ゼロ!
私は実際に「高気密・高断熱」そして「基礎断熱」も入れた家に住んでいますが、床暖房がなくても全く困っていません。
特に「基礎断熱」がしっかりしているおかげで、冬でも足元が冷えることがなく、暖房さえ入れれば、部屋全体がじんわり暖かくなっています。
ハウスメーカーを検討しているときには、床暖房を入れるかどうか迷ったこともありましたが、結果的に入れなくて良かったなと思っています。
以前は築50年以上の昔ながらの住宅に住んでいましたが、高気密・高断熱の家だと、外の冷たい空気が入りにくく、室内の暖かさも逃げにくいんですよね。



エアコンだけでもしっかり暖かいし、実際、光熱費もかなり抑えられています!
床暖房を導入する初期費用やメンテナンス費用を考えると、「なくてもよかったな」と実感しています。
さすがに真冬は、冷え性の私は裸足だと床が冷たいと感じるので、靴下一枚履いていますが、夫や子供たちは裸足で過ごしています♪
床暖房がなくても快適に住みたいのなら「高気密・高断熱」の家がおすすめ!
さらに重要なのは、基礎断熱&第一種熱交換換気システムが採用されているかどうかを確認してください!
基礎断熱があれば、床下の冷気を感じにくいですし、第一種熱交換換気システムであれば床下に冷たい空気が入ってくることもありません。



「高気密・高断熱」を謳っているハウスメーカーは多いですが、ぜひこの2点は重要なので確認してみてくださいね!
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新築で床暖房を入れるメリット4選
床暖房のデメリットを紹介しましたが、入れるメリットもあります!
①足元から暖まり冷えを感じにくい
②部屋全体を均一に暖める
③乾燥しにくくホコリが舞いにくい
④部屋がスッキリする
上記4点について、詳しく紹介します!
①足元から暖まり冷えを感じにくい
床暖房は足元から暖めてくれるので、冷えを感じにくいというメリットがあります。
冷えをそのままにしておくと…
不眠、肩こり、頭痛などの不調が起こりやすくなり、あらゆる不調や病気のベースをつくるといわれています。
床から直接伝わる熱と、室内を下から暖める熱が組み合わさっている床暖房は足元がぽかぽかになりますよ♪
体を暖める熱は上に行くにしたがってやわらぐので、頭はスッキリして体にやさしい暖かさを感じられるのが嬉しいポイントですね。
②部屋全体を均一に暖める
床暖房の2つ目のメリットは、部屋全体を均一に暖めてくれることです。
直接熱を感じるのは足元ですが、部屋全体が暖まる仕組みになっています。
仕組み▼
自然対流:空気は、暖かい所から冷たい所に移動する習性がある。
つまり、部屋の下層の空気が暖まることで自然対流が生まれ、暖かい空気が循環して部屋全体が暖まります。
伝導熱:床から直接人の身体に伝わる熱のこと。
体が直接暖められることで、部屋が暖められているような感覚になります。
輻射熱:熱が生まれる場所から発射される赤外線によって生まれる熱のこと。
輻射熱が部屋全体に反射することによって、部屋が暖かくなります。



小さいお子さんやペットがいるご家庭は、やけどの心配をしなくてよくなるわね♪
③乾燥しにくくホコリが舞いにくい
床暖房の3つ目のメリットは、乾燥しにくくホコリが舞いにくいことです。
例えば、エアコンは風を使って暖かさを拡散します。(ホコリも舞ってしまう)
そして足元が寒く感じて室温を上げてしまいますが、室温が5℃上がると湿度は10%程下がるのです。
それに比べて床暖房は、室温を上げずに暖かさを得ることができるので湿度が下がりにくくなります。
お肌の水分が減りにくいので、乾燥肌で悩んでいる方や抵抗力が弱いアレルギー体質の方にとっては大きなメリットですね!



ハウスダストアレルギーの人は案外多いから、ホコリが舞いにくいのは助かるわね♪
④部屋がスッキリする
床暖房の4つ目のメリットは、部屋がスッキリ見えることです!
【例】
エアコン:壁に取り付けるスペースが必要
ファンヒーターやストーブ:床にスペースが必要
上記のスペースが必要ない上にラグを敷く必要がないため、部屋を見渡したときにスッキリ広々として見えます。
リビングは家族だけでなく、来客時に使う人が多いので広々見えるのは嬉しいですよね!



ラグがないと毎日の掃除も楽になりそう♪
新築で床暖房いるいらない?採用して後悔しない人は?
ここまで床暖房のデメリットとメリットを紹介しました。
きっと多くの方が新築で床暖房はいるのかいらないのか、最終的な決断を迷われているのではないでしょうか?
そこで、床暖房を採用して後悔しないのはどんな人なのか紹介します!
寒冷地に住んでいる人
東北や北海道に住んでいる人は、冬になると氷点下になる日があります。
外を見渡せば雪景色が広がり、写真越しだとキレイですが実際に暮らすとなると暖かい空間は必須になりますよね!



2023年の北海道の幌加内町朱鞠内では最低気温がマイナス32.6℃だったわね…
寒冷地に住んでいる人の床暖房の使い方▼
温度は常に最高目盛り+約25度に設定したハイブリットエアコンの併用
基本的に“ほぼつけっぱなし”にされています。
※家を空けるときはお出かけモード、寝るときに消す。
外気温が低いので、暖房を止めると一度暖まった部屋が冷めてしまい、元の温度に戻すために余分なエネルギーを使う可能性が高いです。
家の中と外で寒暖差があるからこそ、常に暖かい状態を保つことで快適な暮らしを手に入れられます。
高齢者と同居する人
床暖房にした人の中でメリットとして声を上げている印象が高いのは、高齢者の方と同居しているご家族です。
冬にエアコンで部屋を暖めていても、お風呂場やトイレなどは身震いするほど寒いと感じたことはありませんか?
若い方ならまだしも、高齢者にとってはその寒暖差が命に関わる可能性があります。
脳梗塞や心筋梗塞を招く原因になり得るのです!
冬に脳卒中になりやすい場所として、お風呂、寝室、玄関先があります。
引用元:高知大学医学部付属病院 コラム 医療情報提供
お風呂場では、寒さと脱水症状が原因となり、脳卒中が発症しやすくなります。
脱衣所で急に体が冷えることと、お風呂場と湯船の温度差で血圧の変化が起こることによるヒートショックが原因です。
引用元:政府広報オンライン「(別添)高齢者の事故に関するデータとアドバイス等」P.8



おじいちゃん、おばあちゃんに365日24時間付きっきりというわけにはいかないけど…
万が一、1人の時間に起きてしまったら最悪の事態になり兼ねないので、床暖房で対策をするのはいいかもしれませんね!
冷え性の人
床暖房を採用して良かったという人の中に、冷え性の方も多いです。
実は、床暖房は足元を暖めることができるため手足の末端まで血が巡り、体全体が暖めることができます。



女性は男性に比べて筋肉量が少ないから、冷え性で悩んでいる人は多いわよね。
冷え性で悩んでいる人にとっては冷えの辛さを緩和してくれるので、床暖房を導入して後悔することは少なそうですね!
無垢床にこだわりのない人
新築で家を建てるときに人気の無垢床。
木の感触を足元から直に感じ取ることができ、オシャレな室内を演出できるという理由で人気です。
ただ、床暖房との相性がとても悪いと言われています。
一般的な床暖房は、床下から70度近い熱源を当てて一気に床を温める仕組みです。
つまり、床暖房の温度変化に無垢床は耐えることができません!
ただ、無垢床と床暖房のどちらも取り入れたい方は、床暖房に対応している無垢床を選べば可能です!
商品は限定的になり、どういった床暖房なら大丈夫なのかも商品によって異なります。



万が一、問題が発生した際に補償の対象になるのか住宅メーカーに事前チェックをしておきましょう!
新築で家を建てるときに、無垢床へのこだわりがない場合は後悔する可能性が低いので導入する方向で考えても良いでしょう。
まとめ
新築で床暖房を入れるデメリット・メリット、後悔ゼロの理由、後悔しない人の特徴を紹介しました。
人が暮らす場所だからこそ、家族の事情や家に求めるものによって床暖房を導入するかどうかの選択肢は変わりますね。
ただ、最近は高気密高断熱化で住宅性能が上がり、寒暖差を感じにくい家づくりができます。
床暖房がなくても快適に過ごせている人も多いので、ご家族ともしっかり話し合って各ハウスメーカーの方に相談してみてください!
\ヤマト住建の家は床暖房なくても快適!/
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