白い外壁で後悔する理由とは?10年後に気づくデメリットと失敗しない対策法も

「白い外壁っておしゃれで憧れる」と思ってマイホーム計画に取り入れようとしている方、ちょっと待ってください!
実は、「新築時は憧れていた白い外壁だったけど後悔している…」「白い外壁にしたけれど、汚れが目立って恥ずかしい」と悩みを抱える人も多いことを知っていますか?
白い外壁は清潔感があり、モダンな印象を与える人気の色ですが、実際に住んでみると想像していなかった問題に直面することが多いのです。
この記事を読んでいる方は、下記のような疑問をお持ちではないでしょうか?

白い外壁で後悔する理由って?
実際に選んだ人の声(メリットデメリット)は?
後悔しない選び方や対策法は?
他の人気色は?
今回は、白い外壁で後悔する具体的な理由5つと、実際に白い外壁を選んだ方のリアルな声、後悔しないための対策法について詳しく解説します。
これから外壁の色を決める方も、既に白い外壁でお悩みの方も、ぜひ参考にしてみてください!



わが家も白い外壁が良かったので、かなり悩みましたが、結果大満足♪
どんな外壁を選んだかは、後ほど紹介します!
・白い外壁で後悔する理由5選
・白い外壁を選んだ人の声(メリット・デメリット)
・後悔しない白い外壁の選び方・対策法
・白い外壁やめた人が選んだ他の人気色


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白い外壁で後悔する理由5選
まずは、白い外壁で後悔する理由5選を紹介します。
①汚れが目立ちやすい
②色褪せ・変色が目立つ
③メンテナンスの頻度と費用
④想像以上に「白すぎた」問題
⑤デザインが単調になりがち
1つずつ、詳細を説明していきますね!
①汚れが目立ちやすい
白い外壁で最も多い後悔の理由が「汚れの目立ちやすさ」です。
真っ白な外壁は、わずかな汚れでも目立ってしまいます。



白い洋服も少しの汚れが目立つから、その家ver.と想像すればいいわね。
汚れの例▼
・雨水による黒いスジ汚れ
・排気ガスや花粉による黄ばみ
・カビやコケによる緑や黒の斑点
・土埃による全体的なくすみ
・虫の死骸や鳥のフンなどの点汚れ
特に道路沿いや交通量の多いエリアでは、排気ガスによる汚れが短期間で目立つようになります。
また、湿気の多い地域では、北側の外壁にカビやコケが発生しやすく、白い外壁では特に気になってしまうでしょう。
まだ数年しか経ってないのに、汚れがあまりに目立つと後悔する人は珍しくないのが現状です。



私の知り合いも、憧れで白い塗り壁にしたそうですが、数年で黒く汚れてしまい、後悔していました…
②色褪せ・変色が目立つ
白い外壁は紫外線の影響を受けやすく、時間の経過とともに色褪せや変色が起こります。
特に南側や西側など、日当たりの良い面ではその変化を感じやすいでしょう。
よくある変色パターン▼
・純白⇒黄ばんだクリーム色
・部分的な色ムラ
・チョーキング現象(白い粉がつく現象)による白い粉の発生
・塗膜の劣化で光沢がなくなる



白い壁を触ったときに手が白くなった経験があるかしら?
あれをチョーキング現象と言います!


変色は徐々に進行するため、気づいたときには「こんなに汚い色になっていたのか」とショックを受ける方が多いです。
特に、新築時のキレイな白さを知っているだけに、色の変化に対するショックは大きくなってしまうでしょう。
③メンテナンスの頻度と費用
白い外壁はキレイな外観を保つために、他の色よりも頻繁なメンテナンスが必要になります。
これが想定外の費用負担となり、後悔の原因となることが多いです。
メンテナンスの内容と頻度▼
定期清掃・高圧洗浄
⇒年1回程度の高圧洗浄や水洗いが推奨されています。
雨だれやコケ、カビなどの汚れが目立つため、定期的なクリーニングが美観を保つカギ!
外壁塗装(塗り替え)
⇒一般的な目安として、7~10年ごとに外壁塗装や大がかりなメンテナンスを計画する必要あり。
塗膜の劣化や色褪せ、チョーキング現象などが見られたら塗り替え時期。
シーリング(コーキング)補修
⇒目地のシーリング材も10年前後を目安に打ち替えや補修が必要。
劣化を放置すると雨漏りや外壁材自体の劣化につながります。
メンテナンスのまとめ▼
メンテナンス内容 | 頻度 | 費用(30坪程度) |
高圧洗浄 | 年1回 | 15,000~35,000円 |
外壁塗装(塗り替え) | 7~10年ごと | 70~140万円(最大180万円) |
シーリング補修 | 10年前後 | 10~30万円 |
張り替え・カバー工法 | 劣化が進んだ場合 | 150~200万円 |
・白い外壁は美観維持のため、定期的な洗浄と10年ごとの塗り替えが重要
・汚れや劣化を放置すると補修費用が高額になるため、早めの対処が結果的にコストダウンにつながる
「メンテナンス費用を考えると、結果的に他の色より高くついてしまった」という後悔の声があるのが正直な話ですが…
適切なメンテナンスを計画的に行うことで、白い外壁の美しさを長く保つことができるので、白の外壁だけは譲れない!という方は参考にしてみてください。
④想像以上に「白すぎた」問題
ショールームや小さなサンプルで見たときと、実際の建物全体で見た時では、白の印象が大きく異なることがあります。
建物全体が白いと、想像以上に「白すぎる」印象になり、周囲から浮いて見えることが!



面積が広くなると一段階明るく見えるので、サンプルはA4サイズ以上の面積で確認すべき!
屋外に出て色んな角度や光に当たったときの見え方もチェックしてみて♪
「白すぎた」と感じる具体例▼
・近隣の住宅と比べて異様に目立つ
・眩しすぎて近所迷惑になっていないか心配
・個性がなく、のっぺりとした印象
・施設のような無機質な印象になる
特に住宅街の場合は、真っ白な外壁が周囲の景観から浮いてしまい、「もう少し落ち着いた色にすればよかった」と後悔するケースが多く見られます。
⑤デザインが単調になりがち
白い外壁は清潔感がある反面、単色使いだと単調でのっぺりとした印象になりがちです。
特に大きな面積の外壁では、メリハリがなく平坦な印象を与えてしまうことがあります。



単調に見えてしまう要因って?
・陰影が出にくく、立体感に欠ける
・屋根との色の組み合わせが難しい
・窓枠や玄関ドアとのコントラストが弱い
・外構との調和が取りにくい
「もっとアクセントカラーを使えばよかった」「ツートンカラーにすればよかった」という後悔の声も多く聞かれます。
引用元:ヤマト住建公式HP



ヤマト住建では、外壁は標準仕様で2種類選べたので、わが家もツートンカラーにしました♪
白い外壁を選んだ人の声(メリット・デメリット)
実際に白い外壁を選んだ方のリアルな声をネットやSNSで探した結果を紹介します。
【メリット】
・明るくて開放的な雰囲気になる
・清潔感があって外壁の温度も上がりにくい
・家が広く見える
【デメリット】
・白すぎた…。ちょっとおもってたんと違った
・白だから虫が止まるとめっちゃ目立つ
・白の綺麗な状態を維持するのに大変
・軒先に黒い汚れがびっしり。蜘蛛の巣やホコリが目立つ
・思ったより白が強すぎて、晴れた日はまぶしい
・年月が経つにつれて薄汚れた印象が強くなった
・竣工2年で塗装のめくれや、汚れが目立つのが悩ましい
調べてみると、白い外壁にしたことでデメリットを感じている人が圧倒的に多かったです。
ただ、同じ白い外壁でも選ぶ塗料や立地条件、メンテナンスの頻度によって満足度が大きく変わることがあるため、このあと紹介していきますね!



わが家は白い外壁が良かったので、いろいろなことを考えながら選びました!
後悔しない白い外壁の選び方・対策法
白い外壁で後悔しないためには、事前の準備と適切な選択が大切です。
以下の対策を取り入れることで、キレイな白い外壁を長期間維持できる可能性が高くなるので、ぜひ参考にしてみてください。
・「白」の種類にこだわる
・汚れに強い素材・塗料を選ぶ
・家の立地や周囲環境を考慮する
「白」の種類にこだわる
「白」と言っても、実はさまざまな種類があります。



そういえばアンミカさんも「白って200色あんねん!」ってよく言ってるわね!笑
純白よりも少しトーンを落とした白を選ぶことで、汚れの目立ちにくさと美しさを両立できます。
おすすめの白色系統を紹介!
色味 | 特徴やメリット |
オフホワイト | ・汚れが比較的目立ちにくい ・上品で落ち着いた印象 | 純白よりも少し温かみのある白
アイボリー | ・汚れや変色が目立ちにくい ・温かみのある住宅に仕上がる | クリーム色がかった優しい白
ライトグレー | ・汚れが最も目立ちにくい ・モダンで洗練された印象 | 白に近いグレー
ベージュホワイト | ・自然な風合いで飽きがこない ・周囲の景観に馴染みやすい | ベージュ系の白
色選びの際は、必ず大きなサンプル(A4サイズ以上)で、屋外の自然光の下で確認することが重要です。
また、可能であれば、朝・昼・夕方の異なる時間帯での見え方もチェックしましょう。



わが家は、メインの外壁にライトグレーを選びました♪
特に晴れた日は、白っぽく明るい印象になるので、大満足です!


汚れに強い素材・塗料を選ぶ
白い外壁で後悔しないためには、汚れに強い素材や塗料を選ぶことがとにかく重要です。
初期費用は高くなりますが、長期的なメンテナンス費用を考えると、結果的にお得になる可能性が高いでしょう。
汚れに強い塗料(一部)▼
光触媒塗料 | ・紫外線で汚れを分解・除去 ・セルフクリーニング効果で美観を維持できる | 費用目安:通常塗料の1.5〜2倍
フッ素塗料 | ・耐久性・耐候性に優れる ・汚れが付着しにくい表面 | 費用目安:通常塗料の1.3〜1.8倍
シリコン樹脂塗料(高機能タイプ) | ・コストパフォーマンスが良い ・適度な耐久性と汚れにくさ | 費用目安:通常塗料の1.2〜1.5倍
超低汚染塗料 | ・汚れが付着しても雨で流れ落ちやすい ・白い外壁に特に効果的 | 費用目安:通常塗料の1.4〜1.9倍



ヤマト住建では、標準仕様だと「ニチハ」か「旭トステム」から選択でき、どちらも「セルフクリーニング効果」があります!
窯業系サイディング:表面が滑らかで汚れが付着しにくい
金属系サイディング:継ぎ目が少なく、汚れがたまりにくい
タイル:耐久性に優れており、メンテナンスが楽
※固定資産税の高さは、タイル>サイディングとなります。
どうしても外壁は白がいい!と思っている方は、理想の状態を維持するためにも塗料や素材にもこだわってみてください。


家の立地や周囲環境を考慮する
白い外壁を選ぶ際は、家の立地や周囲の環境を十分に考慮することが重要です。
環境に応じて色の濃さや塗料を調整することで、後悔を避けることができますよ!
立地 | 注意点・対策法 |
交通量の多い道路沿い | ・純白よりもオフホワイトやアイボリーを選ぶ ・汚れに強い塗料(光触媒・フッ素)を使用 ・定期的な高圧洗浄を計画に入れる | ・排気ガスによる汚れが付着しやすい
海沿いや湿気の多い地域 | 塩害やカビ・コケの発生リスクが高い ・防カビ・防藻効果のある塗料を選択 ・通気性の良い外壁材を選ぶ ・北側は特に注意が必要! | ・
住宅密集地 | ・周囲より明るすぎない色を選ぶ ・アクセントカラーで個性を演出 ・周辺環境に溶け込みやすい色合いを重視 | ・近隣住宅との調和を考慮
自然の多い郊外 | ・防汚効果の高い塗料を選択 ・自然に調和する優しい白を選択 | ・花粉や樹液による汚れに注意



家を建てようと検討している地域の特色や雰囲気を事前に把握しておくとスムーズに家づくりが進みそうね!
白い外壁やめた人が選んだ他の人気色は?
白い外壁を考えていたけど、最終的に別の色を選んだ方が取り入れた人気色を紹介します。
以下の色は汚れが目立ちにくく、メンテナンスの頻度も抑えられる特徴があります。
色味 | メリット | おすすめな人 |
・汚れが目立ちにくく、モダンな印象 | ・白い外壁から一番多く選ばれる色白の清潔感は残しつつ、実用性を重視したい人 | |
ベージュ・クリーム系 | ・自然な風合いで飽きがこない | ・温かみがあり、汚れが目立ちにくい白より優しい印象で、近所に馴染みやすいカラーを求めている人 |
ライトブラウン・茶系 | ・土汚れや排気ガス汚れが目立ちにくい | ・落ち着いた印象で高級感があるメンテナンスの手間を掛けたくない人 |
(白 × グレー、白 × ベージュなど) | ツートンカラーデザイン性が高く、単調さを解消 | 白も使いつつ、メリハリのある外観にしたい人 |
(チャコールグレー・ネイビーなど) | ダーク系・汚れがほとんど目立たない | ・スタイリッシュで洗練された印象汚れに関するメンテナンスの心配をしたくない人 |



外壁の汚れに関しては、色選びによってメンテナンス・費用・ストレスを軽減できるから他の色を検討してみる価値はあるわよ♪
まとめ
白い外壁で後悔する理由、メリット・デメリット、後悔しない選び方と対策法などを紹介しました。
白い外壁は清潔感があり、美しい仕上がりになりますが、「汚れの目立ちやすさ」「メンテナンスの頻度」「色選びの難しさ」など、事前に知っておくべき注意点があります。
ただ、適切な選択と準備をすれば、10年後も美しさを保てることも事実です!
ぜひ、この記事を参考に、後悔のない外壁選びをしてくださいね。
もしすでに白い外壁で悩んでいる方も、適切なメンテナンスや次回の塗り替え時の色変更で、満足のいく住まいにすることが可能です。
外壁は家の顔とも言える重要な部分のため、長期的な視点で最適な選択をしましょう!


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